大好きなブラームスのピアノ小品です。ケンプはベートーヴェンの演奏が大好きです。
このごろ、師事していた師のご指摘もあって、ブラームスを本格的に学んで行く事にしました。今は誰にも師事していません。何故かというと、対人関係をすることがストレスに感じられるからです。主治医からも今の時点ではあまり快い返事はありません。
都内の小さな音楽院で最後はスクリャービン国際ピアノコンクール第5位をとられた先生に学んでいました。その先生からは、ラフマニノフに音色が向いていると言われたのですが、ある日ブラームスを持って行ったところ、「ブラームスがいる!」と即答され、非常に驚かれてしまいました。
その日からブラームスに着眼点を置くようになりました。
難しいんですよね、ブラームスって。先生によると、人によって音色を出せない人もいるから、わたしもそうだから、もっと年齢がいったら挑戦しようかと思ってるの、とのことでした。
ブラームスの深みのある和音や低音域、大強音、1音1音に意味を含ませる難しさ。
ブラームスの晩年の作品の中で、作品116〜7が特に好きになりました。
晩年の作品は、表現がすごく難しいのですよね。
この曲と、ピアノソナタ第2番(未完成)、ピアノソナタ第3番を全体を通して勉強しました。ピアノソナタ第2番は発表会の曲目が決まらず、焦って2ヶ月でやっつけでやりましたが、未完です。最近ツイメルマンの演奏を見つけてお手本にしています。かないっこないけど。
わたしにとっては、ピアノソナタ第2番がテクニック上では一番難しく感じます。第3番はコツをつかんで弾き込めば、演奏ができてくるのではと手応えを感じますが、第2番は解釈が大変で、今もってなかなか思うように自分納得する音が出せません。それだけ、技術不足であり、自分の感性が足りないのかと思いますが。
いくつか音源を聴いてみました。キーシンがなかなかよかったし、リヒテルの演奏は渋くてすごくいいですね。でも、すごく納得させてくれたのがケンプの演奏です。
ケンプのベートーヴェンは若い頃愛聴していました。ピアノ協奏曲とかすばらしくて。
今でも「月光」や「テンペスト」は聴き続けています。
いや〜、また聴き直そうかな。大好きなピアニストなので。