2013/08/26

Sheng Cai plays Rachmaninoff(再生リスト)



先日、このSheng CaiというピアニストからYou Tubeチャンネルにメッセージが来たんです。
たくさんの方に送信されたものだと思いますが、
それでもわたしのチャンネルを選択してくださったこと、それがとても嬉しかったです。

メッセージには、彼の演奏が添えられていました。ラフマニノフのピアノソナタ第2番です。
このメッセージに気づいたのは日本時間の深夜12時頃でした。

演奏を聴いて衝撃を覚えました。
こんなに素晴らしい才能が眠っているなんて!彼はもっともっと活躍できる逸材だと実感しました。
だって、このラフマニノフの前奏曲の23-5、名だたるコンクールを制覇したピアニストでさえ、このような演奏ができる人はあまりいないと思います。

今はショパコンの覇者でも、ルガンスキーが言った「何か人の心をハッとさせるようなもの」を持っている人はどれだけいるでしょうか。テクニックは最高峰の方ばかりでしょうが、演奏というのは、テクニックは基礎であり本題は感性と解釈ですよね。

この方のショパンのバラード第1番は素晴らしいですよ。ホロヴッツの影響を受けているのかもしれませんが、彼程の音色を出せるピアニストはショパコン覇者でもいないでしょう。
これにおいてはポリーニでも無理です。
完璧を求めすぎて、作曲家自身が当時求めていた演奏を忘れてはならないと思います。